original jacket

finished	November, 2006
material	favric : wool / angola / nylon (agnona) 渋谷マルナン
pattern	オリジナル
comment	パターン学校の基礎科の先生が、隔週でオリジナルパターンから縫製までを指導する寺子屋教室を開いてくださっています。そのクラスで、半年以上かけて作りました。　この作品は、自分の中で「物語力」を意識する前に企画したもので、今となってはもっと遊び心が欲しかったなあと思います。しかし、この1作で今まで踏み込めなかったいろいろなことを一気に学びました。　原型からの3面構成のパターンの起こし方、乳ぐせが強い場合の処理の方法（ダーツでは足りないので、あごパネルラインにしています）、裏つきジャケットの縫い方（実は初めて！）、肩パッドを身体に合わせる方法（私は左右の肩の高さが大きく違うらしく、片方のパッドは1枚めくって中の綿を減らして斜めじつけで元に戻しています）、比翼仕立て、etc..。　洋裁を初めてもう10年近いんですよね。やっと、裏つきのジャケットができました。
fitting	起こしたパターンをシーチングで組み立て、先生に見ていただいてフィッティング。本布で組み立ててもう一度フィッティング。そのときわかったのは、私はバストの方がヒップより大きいので、そのまま作ると逆三角形のものができあがるということでした。そのため、ヒップはかなり余裕をもって作っています。逆に言うと、市販のパターンを買う場合でも、バストサイズに合わせて買ってそのまま作ったほうがいいようです。